キャラクターの足元を彩る大事なパーツ「靴」。みなさん自信を持って描けていますか?
色んな種類の靴がある上に、足元にあるので俯瞰や煽りになることも多く
- パースが取りづらい
- キャラが地面から浮いて見えてしまう
などのトラブルもしばしば。
今回はイラストレーターのumeさんが教える、靴の描き方講座をご紹介します。
- 脚の構造
- スニーカー、ブーツ、パンプスといった代表的な靴の基本形
を理解することでどんな靴でも描ける応用力が身につきます。
靴が包む「脚の構造」を把握しよう!
靴を理解するためにはその下にある脚の構造を把握することが近道です。
例えば、足の裏の曲線は、内側と外側どちらが滑らかになっているか分かりますか?
正解は外側です。
逆に、親指のある内側は、外側と比べてやや急な曲線を描きます。
靴の大きさを忘れずに
また、umeさんも「忘れてしまいがち」だと説明するのが靴は足よりひと回り大きいということです。
え、当たり前では?と思うかもしれませんが服を描くときのように素体(アタリ)に密着させて靴を描いてしまうと不自然な仕上がりになってしまいます。
スニーカー・ブーツ・パンプスの基本形を覚えよう
靴をきちんと描くために大事なもうひとつのポイントは靴の「基本形」を理解することです。
スニーカーを例にとって考えてみましょう。
スニーカーの形をとるときのポイントは「台形」を意識することです。
側面から見た時、スニーカーは台形をしています。大きな台形を描いた上で、脚の形に合わせてつま先を少し上げくつ紐が足の甲に沿うように調整すればOKです。
後ろから見た時も、台形を意識すれば簡単に形を取ることができます。靴のかかと部分は台形、その先に見える部分も小さな台形、と台形が連続しているように描くだけでスニーカーらしいラインが作れます。
動画では、スニーカーの紐の描き方やブーツとパンプスの基本形についても紹介されています。どちらも頻繁に登場するモチーフですので、ぜひチェックしてみましょう。
まだまだたくさんある靴のコツ! 動画でチェック!
記事ではご紹介しきれなかったクツを描くためのポイントが動画の中ではたくさん紹介されています。人物イラストにはつき物の靴。ぜひこの機会にマスターしてみてください。
靴の描き方講座 by ume |マンガ・イラストの描き方解説Palmie(パルミー)
【クリエイター紹介】
ume