長めの髪を描く時、そのまま下ろしてロングヘアにするのもいいですが、少しアレンジを加えるとまた別の魅力を引き出すことができます。今回は髪が少し長めの女の子に使えるヘアスタイルのバリエーションを6つご紹介します。
▼目次
ウェーブヘアの描き方
波のようにゆるやかなカールが特徴の髪型です。柔らかく優雅な印象を与えるだけでなく、髪の動きに立体感が出ることで華やかさも強調できます。
髪の流れは首のあたりで少しくびれさせると、全体のシルエットがきれいに見えます。隣り合う毛束の毛先の向きをばらばらして、自然な印象にしましょう。
姫カットの描き方
前髪をぱっつんにし、サイドの髪も短くまっすぐに切り揃えた髪型です。後ろ髪は長くストレートになっており、古風で上品な印象を与えます。
さらっとした印象を出したいので、毛束は分けすぎず、線で毛の流れを描きます。毛束の動きは一枚の紙がなびいている様子をイメージしましょう。
縦ロールの描き方
いくつかにブロック分けした髪束を縦向きにカールさせた髪型です。ボリュームのあるシルエットが特徴的で華美できらびやかな印象を与えます。
ロールは揃いすぎないように各段の角度や位置を少しずらすと自然になります。また所々に巻きがほぐれた割れ目を入れると、より繊細な髪の毛の表現ができます。
ハーフアップの描き方
アレンジしやすく、女性らしさが感じられる髪型です。今回はミディアムヘアのハーフアップです。
結んだ髪付近はあまり広げないようにすることで、落ち着いたイメージになります。下ろした髪の毛先を動かすことで、おしゃれな印象となり、髪の上下で雰囲気の違いを出せます。
ポニーテールの描き方
髪を高い位置でまとめて束ねた髪型です。髪が揺れる様子を描くことで元気で快活なイメージを強調でき、スポーツをするキャラクターにも似合います。
頂点に近い位置で結ぶことで、ポニーテールらしさを出しつつ、可愛い印象になります。毛の流れは結び目に引っ張られるように描きましょう。
サイドテールの描き方
髪を片側で束ねて垂らした髪型です。ポニーテールよりも顔周りが華やかになり、カジュアルで可愛らしい印象を強調できます。
サイドテールはボリュームのある髪を片方に寄せるため、非対称なシルエットとなり、魅力を出すことができます。テール部分はS 字を作るように髪を動かすと、ボリュームが出て可愛くなります。
あとがき
女性の髪型をいくつか紹介いたしました。
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