性別・年齢別の顔立ちを徹底理解! 顔の描き方講座 - 描き分け編 -
2015.06.02
キャラクターで最も目立つ「顔」のパーツ。
イラスト中で視線が最も集まるため、デッサンの狂いや設定に合っていない要素があると不自然さが特に目立ちます。今回の記事ではデッサンに特化して「顔の描き方の基礎」を徹底解説。基本を理解して、自分の絵柄に合わせて応用してみましょう。
デッサンの狂いをチェックする方法はたくさんあります。
顔のデッサンは、イラストを左右反転してもバランスが取れているかを確認すると簡単にチェックできます。
という方法でチェックしてみてください。
正面図の場合、目の位置は顔の上下幅のちょうど中間が基準になります。このバランスが崩れると頭部や顔が大きく見えてしまい違和感が生まれます。
斜めや横顔を描く場合は、頭蓋骨の型状を踏まえてバランスを取りましょう。
瞳は、顔の中で同線上に並ぶようにします(下図の赤い線)。このラインは、アングルや頭身にかかわらず有効です。
頭部の構造をシンプルに表すと、下記の図のような形になっています。球体状の頭部に、平面のお面が張り付くイメージです。
このシンプルな描き方は様々な角度から描きやすいので、顔のアタリを取る際にも使えます。
顔のアタリで使う十字線は、適当に描かず
を意識して引くと精度が高まります。
いかがでしたでしょうか。バランスの良い顔の描き方を実践してみてくださいね。